旧ソビエト連邦の１つで黒海に面する国、「グルジア」の呼び名が「ジョージア」に変更されることになりました。

９日の参議院本会議で「在外公館の名称などの一部を改正する法律」が成立したことを受けて、旧ソビエト連邦を構成する国の１つだった「グルジア」の名称が「ジョージア」に変更されることになりました。

政府は、今月下旬の閣議を経て外務省のホームページ上での表記や条約の名称などで「ジョージア」を使用することにしています。

グルジアは、２００８年のグルジア紛争以降、反ロシア感情が高まり、ロシア語の呼び名の「グルジア」から英語読みの「ジョージア」に変更するよう各国に要請しました。そして、去年１０月に行われた日本とグルジアとの首脳会談で、安倍総理は、名称変更を検討する考えを伝達していました。

国連加盟国のうち、およそ１２０か国が「ジョージア」の名称を使用しているということで、日本も国際基準に合わせた形です。（09日17:46）

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2465363.html